◆5年間の変化・103人の事例集(事例研究会報告書)
2006.5.31発行 2000円
介護保険制度検証のために基礎調査(1999年6月~2004年4月)
・5年間、毎年2回計10回の調査の中で継続してデータを得られた103の事例をもとに、 介護のあり方やサービスの使い方を小林良二先生にアドバイスを頂きながら検討したものをまとめました。 介護が必要になったとき、また現在介護生活におられる方、介護を仕事とする方などに、 広くご活用いただければ幸いです。
RESEARCH
高齢者の暮らしと支援のあり方を、利用者の視点から検証する調査研究です。
市民シンクタンクひと・まち社は、東京・生活クラブ運動グループ福祉協議会と共同で「介護保険制度検証のための基礎調査」を都内の500人の方々を対象に、1999年より2004年まで、定点で5年間10回の調査を企画し終了しました。
「介護保険法」は、社会福祉の方向を措置から権利へ、契約による選択可能な制度に大きく変えました。法の趣旨は社会的入院を解消するとともに家族介護の負担を減らす「介護の社会化」を謳っています。また、自治体が保険者になったことで、自分のまちらしい介護サービスをつくり出す分権自治への期待もあります。私たちの調査の目的は、介護保険を利用者側から検証し、2005年の制度見直しに向けて政策提案を行い、よりよい制度にしていくことです。
(調査)1999年~2003年度・1年に2回、5年間同じ人に調査
| 回 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1回 | 1999年6月~8月 | 高齢者の生活実態調査 |
| 第2回 | 2000年1月~4月 | 申請からケアプランまでの実態調査 |
| 第3回 | 2000年10月~11月 | 介護サービスの利用・介護者などに関する実態調査 |
| 第4回 | 2001年4月~5月 | 生活時間様式によるケアアセスメント |
| 英語版 | PDF Report | Assessment of Care by Time for Daily Life |
| 第5回 | 2001年10月 | 介護保険サービス利用と要介護者及び介護者の生活実態調査 生活時間様式によるケアアセスメント後期分 |
| 第6回 | 2002年6月 | 介護サービス利用の自己評価及び入浴について |
| 第7回 | 2002年12月 | 介護保険サービスの利用および移送サービスに関する調査 |
| 第8回 | 2003年5月~6月 | サービス事業者を選択するときに大切にしている考え方 |
| 第9回 | 2003年10月~11月 | 介護保険サービスの利用、介護者などの実態調査 |
| 第10回 | 2004年3、4月 | ・今後の介護保険および地域福祉の充実に向けて ・ターミナルケア(終末期医療)について |
概要版調査報告は、PDFファイルでご覧いただけます。
発行:東京・生活クラブ運動グループ福祉協議会/NPOひと・まち社
2006.5.31発行 2000円
介護保険制度検証のために基礎調査(1999年6月~2004年4月)
・5年間、毎年2回計10回の調査の中で継続してデータを得られた103の事例をもとに、 介護のあり方やサービスの使い方を小林良二先生にアドバイスを頂きながら検討したものをまとめました。 介護が必要になったとき、また現在介護生活におられる方、介護を仕事とする方などに、 広くご活用いただければ幸いです。
(2005.3.31発行)2000円
■1部/2,000円(送料実費、)お申し込みはひと・まち社まで、電話/fax、メールでお願いします。冊子到着後、郵便振替で代金をお支払いください
今回完成した『サービスチェックシート』は利用者の皆さんが項目にそって事業者をチェックすることで利用者が自ら事業者を評価するしくみを作りたいと思って検討を重ねてきたものです。利用者が求めるサービスは一人ひとり違います。このチェックシートに沿ってチェックすることによって、あなたが事業者に求めていることを明確にし、事業者との話し合いに生かしていくことができます。
また、ひと・まち社では利用者の皆さんがチェックしてくださったものをデータとして回収し、ある程度データが集まった時点で、より客観的なデータとして、個人情報に十分配慮しながら、事業所の情報を公表することで、利用者のニーズに応じたサービス提供事業所を選択できるしくみにしていきたいと考えています。
この『介護保険利用者によるサービスチェックリスト』はご希望の方に無料で差し上げています。ぜひ大勢の介護保険サービス利用者、あるいはご家族の方が、この「サービスチェックリスト」を使って利用者の視点で事業者を評価し、その情報を大勢の利用者が役立てることのできるしくみづくりのためにご協力くださるようお願いします。
2000年に介護保険サービスが導入され、それまで家族の仕事であった介護の社会化がすすめられてきた。その後、2回の介護給付の見直しを経て、2006年から介護予防制度が導入された。しかし、介護予防の導入にあたっては、要支援のケアプラン作成は地域包括支援センターが担当することとなっていたため、ケアマネ難民が出るのではないかとか、今まで使っていたサービスが使えなくなるのではないかなど利用者からは不安の声が寄せられていた。
そこで、介護予防制度の検証をはかるため、介護予防の対象となると予想される旧来の要支援、および要介護1の介護サービス利用者を対象に調査を実施することとし、身体状況の変化、介護度の変化、介護保険および保険外で利用しているサービス、自立生活を送る上でほしいと思うサービス、困っていることなどの調査を3年間の継続調査として行うと同時に、自治体、地域包括支援センターの調査、第2回調査では事業者の調査も併せて行った。
東京都内在住の新予防給付対象となる可能性のある要支援、要介護1の介護保険制度の利用者100~150人、各自治体で3~5人程度を対象者とする。 さらに、意思あるメンバーのいる3自治体では対象者を30人くらいに広げて調査を実施し、自治体の特徴を分析する。自治体調査は東京都23区、26市、1町とする。
調査員による対面、聞き取りを基本とした定点への継続調査とする。
2006年6月~2008年の3年間。
| 第1回 | 2006年6月 | 利用者調査(現況調査)、自治体調査 |
|---|---|---|
| 第2回 | 2007年5月 |
利用者調査(新予防給付導入による認定移行とサービス利用調査) 自治体調査、事業者調査、地域包括支援センター調査 |
| 第3回 | 2008年5月 |
利用者調査(サービス利用内容と生活の変化) 自治体調査、地域包括支援センター調査 |
| 第1回調査 | 利用者調査 162人 | 自治体調査 49自治体(文京区無回答) |
|---|---|---|
| 第2回調査 | 利用者調査 137人 |
自治体調査 49自治体(千代田区無回答) 地域包括支援センター調査 60か所(46自治体) 事業者調査 38事業所 |
| 第3回調査 | 利用者調査 106人 |
自治体調査 46自治体(新宿区・墨田区無回答/八王子市・東村山市実施せず) 地域包括支援センター調査 59か所(40自治体) |
認知症高齢者は300万人を超えたと推計され、今後ますます自分で判断したり、意思決定することが難しくなってくる高齢者・障害者が増えてくると思われます。介護保険制度と同時にスタートした成年後見制度ですが、専門職による後見は限りがあると言われており、身近な市民が担える仕組みを考える第一歩の講座として開催しました。
1月12日~14日、お正月明け早々の3連休の講座でしたが、介護現場に携わる方、ご家族など身近に必要性を感じている方など、幅広い方から問い合わせをいただき、定員を超える33名の申込みがありました。
日常生活は様々な契約によって成り立っています。自分で判断することが難しくなってくると毎日の買物、預貯金の管理、サービスの利用など、日常生活には様々な不都合が生じてきます。講座では、なぜ成年後見制度が必要なのか、成年後見制度のしくみ、後見人の仕事の内容、申し立ての流れ、相談機関などを弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門職の方々などから学びました。
最終日は、あいにくの大雪となりましたが、神奈川で市民後見活動をしている「ワーカーズあうん」の活動報告を受け、事例検討のワークショップでは活発な議論が交わされました。一人ひとり事情が違いますし、正解があるわけではないけれど、色々なネットワークや制度を使ってどのように支える仕組みを作れるか、グループごとに熱心な話し合いがすすみました。入門編に続く講座の希望も出され、今後については改めて検討していく予定です。